木構造教室
2016年 10月 06日
先日、静岡木の家ネットワーク主催の「木構造教室」を受講しました。
今回は全6回の講義の内の初回で、”耐力壁と水平構面”がテーマでした。
南海トラフで発生する地震の規模はM8~9クラスで、
30年の間に70%程度の確率で発生する、
と地震調査推進研究本部が発表しています。
したがって、地震に強い設計・施工はとても重要な要素となっています。
講義では、地震の際の建物の揺れ方や力のかかるポイントを学びつつ、
建物の垂直面(壁)と水平面(床・天井・屋根)の配置バランスによって、
どの方向の力に対して強くなるのか、
ペーパーモデルをつくりながら確認をしました。
木材は、コンクリートや鉄骨に比べ、加工がしやすく、
変形しても戻る(粘り強い)という特性があります。
そのため構造設計にも自由度があり、様々な工法があります。
今後の講義を通じて、木構造についてより知識を深められるよう
励んでいきたいと思います。
by sankoubou
| 2016-10-06 08:58
| つくる