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続・どこから眺めても素敵な建物

設計の宮﨑です。豊田市美術館に行った時に、
併設されている数寄屋造りの茶室、「童子苑」も見てきました。
近代的な茶室の「一歩亭」と
伝統的な茶室「豊祥庵」の2つの建物で構成されています。
設計は美術館と同じく、谷口吉生さんです。

シャープで軽やかな一歩亭の正面から飛び石を踏みながら進みます。

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ぐるりと建物の奥へ進み、角を曲がると美しい庭が広がり、
手前に一歩亭の入口、奥に豊祥庵が見えてきます。
手水鉢にもみじの緑が映り、涼しげですね。

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バックヤードにも気を使っています。

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庭の奥に佇む、豊祥庵。
向き合うと自然と気分が引き締まります。

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数寄屋造りの特徴とも言えましょうか、
建物の造りは繊細で軽やかなのに、
陰影のコントラストが強く重く引き締まる雰囲気を感じました。

宮﨑孔治


by sankoubou | 2017-05-17 11:31 | 会話

設計者の想いと会話をつづりました


by sankoubou