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規矩術

木造建築で使われる道具で指矩(さしがね)というものがあります。
指矩とは、L字型の物差しで材料にしるしを書いたり直角を調べたり、
勾配を求めたりと様々な使用方法があり「指矩一つで家が建てられる」と言われるほど
万能な道具です。
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そんな指矩を用いて構造の実形を求める 【規矩術】(きくじゅつ)というものがあります。
指矩を巧みに使い複雑な構造を作り上げるにはこの規矩術を深く学ぶ必要があります。
一人前の大工になりより高度な技術を求めるためにこの規矩術を
しっかりと学んでいきたいと思います。
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野嶋啓人
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# by sankoubou | 2019-08-20 09:47 | つくる

大開口サッシ

昨年の8月より、LIXILさんより「LW」というアルミサッシが発売されました。
このサッシは、1枚ガラスの大開口が特徴の窓です。
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また、オプションにてガラス障子の外側へ格子サッシを付けることも可能です。
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今回、お引渡しさせて頂いたお宅でも採用させて頂きました。格子サッシは、
本来ですと樹脂材となりますが、今回は無垢材を用い、施工致しました。
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様々な商品にて新しいものが発売されていますが、
それぞれの特徴を見極めながら選定していきたいと思います。
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西澤惠太

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# by sankoubou | 2019-08-05 11:20 | つくる

癒しの空間

少し前になりますが、星野や軽井沢の大きな水辺の庭園をぐるりと
囲むように建てられた宿泊棟の「水波の部屋」へ宿泊してきました。
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部屋にあるテラスに出ると、水辺を囲むように建てられているにも関わらず、
隣の部屋はもちろん周囲の部屋からの視線が気にならないように
建物が配置されているのが良く分かりました。
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また、周囲の木々や川といった視覚的な癒しだけではなく、
川のせせらぎをあえて大きくなるように設計し、
聴覚からの癒しにも考慮しているように感じました。
日常生活から離れた、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
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私たちは、主に住宅の設計施工をしており、住宅は日常生活を
過ごす場所でもありますが、どこか別荘的な非日常を感じられる癒しの空間が
一箇所でもあると生活が豊になるのかもしれないなと感じました。
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小田友里恵
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# by sankoubou | 2019-07-29 10:09 | つくる

時間と建築

先日、石川県加賀市にあるパティスリーへお邪魔しました。
店内はカフェ空間があり、購入したお菓子と飲み物をいただくことができます。
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カフェというと、友人と会話したり、携帯で調べものをしたりして過ごすことが
私は多いですが、ここでは「しずカフェ」という過ごし方を説明いただきました。
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その目的は「非日常空間で静けさを楽しむ、我慢するのではなく求めて過ごす」
ということで、携帯やiPadなどの電子機器、会話、写真撮影を控えるようにとのことでした。
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その代わりに、書籍が多く用意してあり、そこから見える、クルミの木やその木陰、
鳥や風で葉が揺れる様子、遠くを見渡せば山並みという、今あるものを
ゆっくりと感じながら、過ごすことができます。
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書籍を読む合間に、気分転換で外をのんびり眺めていると、まるで今、自分が外にいて、
東屋の下にいるような感覚を覚えました。こうして建築を見て回る中で、そこでの過ごし方、
心の在り方によって、見えるものも違ってくるかもしれない、と気づかされる一日でした。
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山口江梨子
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# by sankoubou | 2019-07-22 13:42

『手』しごとを大事に

昨年よりやり始めたサン工房のインスタグラムですが、
これまでの【sankoubou.official】というアカウントとは
別に【sankoubou_works 】というアカウントを立ち上げました。
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Officialのほうはこれまで建てたおうちの写真を主にUPさせていただいてきましたが、
おかげ様で現在フォロワーは1500を超えました。
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ではworksのほうではどのような写真をUPしているかと申しますと、
主に私達の「家づくりの過程」をUPしていこうと思っています。
そして特にこれからUPしていきたいのは私達の『手』をかけた『手』しごとです』
例えば設計で言えば手描きの図面やスケッチ、
大工仕事で言えば、手刻み加工や、手をかけた納まりです。
デジタルや効率化が当たり前の時代の中で、私達はあえて『手』を使い、
『手』をかけた仕事をしていきたいと思っています。
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なぜなら、手で描くことで伝わることや、手を使うこと、
手をかけることでしかできないことがそこにはあるからです。
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これからも私達は時代に即しながらも、このような『手』のしごとを
大事にしていきたいと思います。
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袴田英保
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# by sankoubou | 2019-07-16 14:07 | つくる

ドローン講習会

先日、社内の有志にてドローンの技術講習会を受けてきました。
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昨今、メディアや書籍においてドローンで撮影された映像や画像を見ることが増えました。
宅配業界ではドローンによる配送実験も行われ実用化の現実味を帯びてきました。
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建築分野においても建物内観や外観、周囲の街並みと併せての撮影、
測量、敷地調査時の周辺環境の確認、屋根上の点検、
災害時の物資輸送など、可能性は多岐に渡ると思います。
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時代の流れは急速に進んでいると感じることも多々ありますが、
その流れに取り残されないよう、自身のアンテナを高く据え、
先を見据えた提案や行動をしていくことが大切かと思います。
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鈴木康志
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# by sankoubou | 2019-07-08 11:00 | つくる

玄関ドア塗装のメンテナンス

オーナー様から玄関の塗装で一部の表面が雨しみのように、
しみがついてそのまま乾いてしまったような症状
の撤去の仕方についての相談がありました。
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軒の出、玄関の取付けしている方向にもよりますが、
雨が強く降ったあとに見られる状態のようでした。
撤去の仕方については、業者に聞いた方法や未確認ですが
こうすれば取れるかもという
お話をさせていただいたところ、後日その方法で
撤去することができたと連絡が入りました。
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メンテナンスについてはまだ知らないことが多々ありますので、
日々勉強していきたいと思います。
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土屋哲矢
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# by sankoubou | 2019-07-01 10:43 | つくる

20年目の住宅計画

20年前になります。
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設計の依頼を頂き、設計計画を進め最終図面(構造計画)まで進めさせて頂き、
諸事情により計画が中断となったお客様がおられました。 
同年代でお子様の年齢も近く、設計の打合せ時間もとても楽しく感じ、
お客様と共に完成を心待ちにしていた事を、記憶しています。 
先日、その方が久しぶりに見学会お越しくださいました。
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「子供たちも巣立ち、定年を迎えて改めて、住まいを計画したい」とのお話でした。
時は過ぎ、家族や周りの状況も変わり、「これから自分たちの住まい」を望まれ、
計画に参加させて頂くことになりました。
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太田雅敬
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# by sankoubou | 2019-06-26 15:32 | 想い

プチリフォーム

最近、「玄関ポーチに格子を付けたい」というご相談を2件受けました。
そのうち一件は、「お洒落な傘立てがないか?」というご相談から、発展してのお話しでした。
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住んでみて気になる部分をリフォームするというのは、持ち家ならではの楽しみでもあり、
オーナー様と継続的な良い関係性を続けていけるよう、今後も精進していきたいと思います。
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松本梨沙
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# by sankoubou | 2019-06-20 10:53 | つくる

想いを込める

一言に木造住宅とは言いましても、現代では様々な造り方があります。
それぞれの造り方にはそれぞれのメリットやデメリットがあり、
どれか一つが優れているというわけではありません。
それらに携わる職方や職種も様々であり、色々な手法と技法が相まって
今日の木造住宅業界が出来上がっているのだと思います。
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弊社では主に無垢材を用いた内部造作仕事に従事しているわけですが、
おそらくは弊社と同じような手法で造られている造り手も一緒だと思いますが、
やはりそれ相応の労力と時間がかかります。
建築材料におきまして、無垢材が全て良いとはいいません。
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しかし本物の木には本物の木にしかない色艶や手触り、
またよく言われます、温かみというものがあります。
これは単に材そのものを言うのではなく、
主にはそれらを扱う大工職の意気込みも含まれているものと想っております。
少しでも綺麗に、少しでも手触り良く。
これらは数値化しようとしてもなかなかできるものではありません。
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少しでも、少しでも・・・この積み重ねが人の想いを材が受け入れてくれて、
気持ちの良い空間と内部の造りにつながっているのではないかと想います。
昔から”丹精を込める”といいますが、このような想いが形となり
造形物の仕上がりになるのかなと感じております。
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金原陽一
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# by sankoubou | 2019-06-10 11:42 | 想い

時間をかけて観察する

休日を利用して河口湖畔より少し山寄りにある美術館に行ってきました。
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入口には古城の門のような建造物があり、門は経年変化で随分と色あせておりましたが
対照的に門の先に見えた豊かな樹々がより一層生き生きとして見え、
風景として上手に切り取られているように感じました。
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どんな風景を切り取るかはとても興味深い事だと思います。
それを眺める人の日常の心持ちにも影響を与えるかもしれません。
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住まいの設計においても家の中からどんな景色が見えるかでその時の気分も変わると思われます。
その為、建築現場周辺の環境をじっくりと時間をかけて観察する事で見えてくる情景を
大切にしながら日々設計・施工に取り組みたいと思います。
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鈴木清澄
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# by sankoubou | 2019-06-03 10:01 | 想い

鳥の巣は除去出来ない?

自宅の庭木にハトが巣を作ってしまいました。
でも、これを勝手に撤去出来ないのです。
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鳥獣保護法という法律をご存じでしょうか?
追い払おうとして威嚇したり卵や巣を処分したりすることも法律違反となり、
「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」となってしまします。
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抱卵期間はおよそ18日なので暫くは見守って行こうと思います。
皆さんもお庭の手入れの際はご注意下さい。
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鈴木康志
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# by sankoubou | 2019-05-27 12:32 | つくる

新緑の頃

窓からうつる新緑が、二羽のメジロとともに眩しい季節が来たよと告げています。
季節を感じることに鈍感になった私には季節の彩り、
空気を楽しめと言ってくれている感じがします。
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住いの場面にも季節感や潤いを表現することが必要で設計にちょっとした気遣いや
工夫を施すことで感じられると考えています…
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また、設計だけではなく施工で具現化して表現することと考えています。
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松井進
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# by sankoubou | 2019-05-20 10:24 | 想い

家の寿命とは

今月から、新たに改修工事が着工しました。
昭和初期に建てられた、懐かしい趣のあるお宅です。
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これまでに数回、内外装のリフォームをして住み継いできましたが、
今回は間取りや外装も一新する、比較的大規模な改修工事を行います。
現在は解体工事の最中ですが、躯体(柱や梁等)の状態は全数確認する必要があり、
劣化が進んでいれば修繕や交換が必要となるため、細かなチェックが必須となります。
手間も時間もかかる作業ではありますが、
これから永く住み続ける家の構造部分の目視確認ができることは、
お施主様にとっての安心にもつながります。
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さて、木造住宅の寿命は約30年と耳にしたことがあるのではないでしょうか。
建替えやリフォーム工事は築20~30年が目安かと思いますが、
私はそれが住宅の寿命だとは思いません。
住宅に使用される仕上材や設備機器は30年で寿命を迎えるものが多いですが、
構造躯体に関しては50年以上、長期優良住宅については100年の耐用年数があると
国交省は発表しています。
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一口に木造住宅といっても、使用される材料やその寿命は様々であり、
きちんと修繕していればどんな家でも50年以上住めるのではないか、と私は思います。
新築で綺麗な家も良いですが、年月が経った木材の、古びた姿にも美しさがあります。
そして今回のような築90年の家というと、残すことに文化的な価値があると思います。
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現在の日本は、人口減少に伴う空き家の増加が全国的に問題視されており、
国の施策として中古住宅に対する診断制度や補助金事業が毎年拡充しています。
良質なストック住宅を残し、限りある資源の有効な活用方法を提案することも、
私たち木造建築技術者の使命のひとつではないかと思います。
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増田光
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# by sankoubou | 2019-05-14 17:57 | 想い

無垢の木の魅力

サン工房では、時々お客様のご要望で、古いお宅で使われていた部材を、
新しいお宅で再利用させて頂くことがあります。
もちろん部材それぞれの状態を確認させてもらった上で、
どのような利用方法が可能かを検討させて頂き、ご提案をさせて頂く形になりますので、
古いお宅で使われていた状態と違う場所や用途で再利用させて頂くことも多々あります。
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その際、私は毎回、無垢の木の魅力の奥深さをあらためて感じます。
新築で使われる木材は、当然どれも、そのお宅のために新しく製材されたものを使用しますが、
これらの木材は真新しい木肌と、製材されたての綺麗に整った形状が、
新築らしい新鮮な雰囲気を作り出してくれるのですが、
長きに渡り住まい手と生活を共にしてきた木材は、人間に例えると、
人生の酸いも甘きも経験してきた成熟した大人のような様相が滲み出ており、
新しいお宅に、大人っぽさや安心感、安定感を与えてくれます。
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さらに住まい手にとっては、共に暮らしてきた人生の思い出も同時に感じられ、
まだ住んだことのないまったく新しいお宅ですが、懐かしささえ感じられる空間となります。
近年では技術の進歩や効率化のために、木のように見せている材料が多く使われていますが、
こういった材料は、年月を重ねても、本物の無垢の木のような奥深い魅力は出ません。
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サン工房では本物の無垢の木を使った家づくりをしています。
今造らせて頂いているお宅が、何十年か経ち建て替えを計画される時期が来た時に
住まい手が、またこの部材を何とか使ってもらいたいなぁと思って頂けたら
造り手冥利に尽きます。
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大西 等
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# by sankoubou | 2019-05-07 13:10 | 想い

寸法感覚と設計

家具や、家電を見に行くというのは、皆さんにとって、
身近でわくわくすることではないでしょうか。
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私たち設計の視点からもとても大切な情報収集になります。
洗濯機やレンジ、冷蔵庫、エアコンなどの中でも容量が大きいものの寸法。
毎年新しい商品が出るのでリサーチします。
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(新築を機に新規で購入する際、MAXの寸法)家具については、実際に図面を書く際、
どのサイズのソファーを入れるか?ダイニングの椅子と、
立ち上がる際に引いた背面の寸法はいかほどほしいか?
椅子の後ろを人が通るとしてストレスのない寸法は?などが大事になってくるためです。
人がしゃがむときに必要な寸法は、
キッチンで一番下の引き出しのものを出し入れするときに必要です。
そういった視点で適切な寸法で計画をしていくと、残った空間に収納ができたり、
坪数よりも広々と感じたり、また、片付けしやすい家となります。
これは日々の鍛錬が必要で、まだまだ日々勉強の最中ですが、
寸法を身につけるとは、私たちの仕事に欠かせないことです。
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山口江梨子

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# by sankoubou | 2019-04-23 14:36 | つくる

設計条件が厳しい程…

先日、増改築工事のご依頼を頂きましたお施主様宅のお引渡しがありました。
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比較的コンパクトな増改築工事でしたが、その分限られた条件の中で、
どんな設計がご提案できるのかが問われました。
新築工事の場合もそうなのですが自由な条件よりも、
条件が厳しく限られる程、設計者としても何とかしたいという気持ちと、
それをあれこれと考える時間が楽しくもあります。
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また、そのような条件程より説得力のあるご提案、建物が出来るような気も致します。
サン工房では大小問わず、増築、改築工事も承っております。
設計者が直接お話をお伺い致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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岡本茂揮

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# by sankoubou | 2019-04-17 08:57 | 会話

春から一歩

4月に入り温かくなると思ったら寒い日が何日か続きました。
しかし桜はどんどん咲き始めてきていて、思わず写真を撮ってしまいました。
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私は会社に入って1年が過ぎ、時間が経つのはとてもはやいものだと実感しました。
新しく後輩も入り先輩という立場になったので、
お手本となれるよう日々努力をしていきたいと思います。
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そして新しい元号『令和』も発表され、
新しい時代に入ろうともしているので、新たに自分の意志をしっかりと持ち、
仕事に取り組んでいきたいと思います。
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森下綾人


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# by sankoubou | 2019-04-08 09:40 | 想い

新たにスタッフが加わりました

4月1日、新たに2名のスタッフがサン工房に加わりました。
数ある会社の中から、サン工房を選んでいただきありがとうございます。

皆様には、事務所や見学会などで
ご案内させていただく機会があるかと思います。
その時は、どうぞよろしくお願い致します。

そして、企業として更なる成長ができるよう、
24名の社員で皆様のお住まいをいつまでも見守り続けることができるよう、
日々精進していきたいと思います。
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# by sankoubou | 2019-04-02 17:55 | お知らせ

より良く

今月から、担当の改修物件が始まります。
リフォームとは、古くなった建物を新築の状態に戻すことを言います。
リノベーションとは、古くなった建物を直すこともそうですが、
ただ直すだけでなく性能を向上させたり既存の建物に価値をプラスすることを言います。                                                                       

今回の改修別件においても、ただ直すだけでなくお客様に喜んで頂き
少しでも価値が向上するにはどうしたら良いかを考え、
リフォームではなくリノベーションに出来る様心掛け施工していきたいと思います。

また、新築の物件にいても、
図面通り施工するのは勿論ですがお客様の要望を汲み取り
お客様にとってもっといい家に出来るポイントはないか常に探していきたいと思います。

小杉昌平

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# by sankoubou | 2019-04-01 10:49 | 想い

設計者の想いと会話をつづりました


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