窓のハナシ 2
2019年 02月 12日
暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。
この時期の悩みのひとつに、窓の結露が挙げらると思います。
近年、住宅の高気密、高断熱化が急速に進み、併せて窓も高断熱化が進んでおりますが、
高断熱化した窓においては『結露がしづらい』ですが、
『結露が全くない』というわけではありません。
とりわけ寝室は、夜中、呼気と共に自然に湿度があがります。
この時期ですと加湿器を稼働していればさらに湿度は上昇します。
気密がしっかりしている住宅は空気の動きが少なく、湿気が籠ってしまうこともあります。
引違窓は構造上外気の影響を受けやすく、特にレールとガラス下面に結露が起きやすいです。
結露した周辺はカビも発生しくなりますので、適度に換気、掃除をすることが重要です。
特にガラス面はホコリに結露水が付きますので、常に綺麗に保つことをオススメします。
快適な窓辺をつくるためにも、
室内環境をコントロールをしながら上手に付き合いたいものです。
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杉浦和寛
by sankoubou
| 2019-02-12 10:29
| つくる